高周波マイクロニードルのチップ、何が違うのか
「毛穴にはこのチップ」「ニキビ跡には絶縁チップ」とよく聞きます。でも毛穴も跡もある場合はどれを受ければよいのか迷います。チップ名を覚える前に、すべての効果が電流の作る熱から始まると知れば答えが見えます。

非絶縁チップは広く温めます
針全体からエネルギーが出るため、電流が特定の点に集中せず広い領域に広がります。電流密度は低い代わりに加熱範囲が広くなります。この緩やかな加熱で三つが起こります。
- 既存のコラーゲンが熱を受けて即座に収縮します
- 熱刺激を受けた組織が回復しながら新しいコラーゲンを生成します
- 血管が安定化し慢性的な炎症反応が減ります
部屋全体を電気毛布で均等に温めるのに似ています。一か所を強く焼くのではなく、広い面積を適度に温めて組織が自ら回復するよう促します。
エネルギーを上げすぎたりパルス幅を短くしすぎると、熱が周囲組織へ過度に広がりかえって刺激になります。肝斑や赤ら顔があるなら特に低く緩やかな設定が原則です。

絶縁チップは一点に集中します
同じエネルギーでも方式が違います。針先だけに電極が露出しており、電流がその点に集中して電流密度がはるかに高くなります。結果として針先の周囲に強い熱凝固領域ができます。
- ニキビは皮脂腺の深さで強い熱凝固を起こし皮脂腺の機能を抑えます
- ニキビ跡は瘢痕組織の深さまで入り微細な熱損傷を作って創傷治癒を再び動かします
こてで特定の部位を正確に焼くのに近いです。ニキビ部位に非絶縁チップで施術しても効果はほとんど出ません。電流密度が低く皮脂腺に十分な熱凝固を作れないためです。
パルス幅もチップと同じくらい重要です
チップを正しく選んでもパルス幅の設定が合っていなければなりません。高周波が持続する時間です。非絶縁チップでもmsを短くすれば意図と違う結果になります。チップと設定はセットで合わせる必要があります。

悩み別の整理
毛穴と跡が一緒にあるなら部位ごとに変えます。毛穴が中心の部位は非絶縁チップ、跡が中心の部位は絶縁チップです。同じ設定で顔全体を同じように施術するのは合いません。
よくある質問
二つのチップを一度に使えますか。
部位ごとに分けて使えます。同じ日に違う進め方をすることもあります。
ポンピングチップは何のためですか。
薬剤の伝達が主な目的です。高周波で引き締める効果自体を望むなら非絶縁チップか絶縁チップを併せて受ける必要があります。
跡の治療は何回必要ですか。
一度では終わりません。通常4週間隔で複数回進め、跡の深さと種類によって変わります。
強いほど良いのですか。
いいえ。毛穴治療でエネルギーを上げすぎたりmsを短くしすぎると刺激と炎症反応だけが大きくなります。

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